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一戸建てのリフォームはどこをやるべき?種類や費用相場まとめ

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一軒家の方でも長く住んでいるとご近所が続々とリフォームをし始める時期があります。自分の家もそろそろした方がよいのだろうか…?自然とそんな考えにもなるかと思います。しかし、一戸建て住宅のリフォームと言っても色々な種類があってどれから手をつければよいか悩んでしまいますよね。

このページでは戸建て住宅でそろそろリフォームしようかな?と考えてはいるもののどこをリフォームすればよいかわからない方に向け、リフォームの種類と大まかな費用相場を掲載しています。サーッとみて自分で気になる箇所がないか探してみてください。

外回りの紹介が終わってから内回りのリフォームを紹介します。

外壁

一戸建てに住んでいる方の多くが頭の片隅にあるリフォームの一つに外壁のリフォームがあります。外壁リフォームのほとんどが塗り替えになります。

老朽化の度合いによって、塗り替えや重ね張り、張り替えを選択します。外壁材は色やデザインなどが豊富にあり、家の第一印象を決める重要な項目ですが雨風から守ってくれる役割もあるため防水性の確保も非常に重要です。

目安の費用

外壁塗装:100~180万円

窓は冬の断熱性や風通り、採光など家の快適性を左右する一方で、防犯対策におすすめのリフォームで解説した通り、防犯面においても非常に重要な役割を担っています。

窓のリフォームは様々な種類があり、防犯のために合わせガラスや雨戸シャッターを利用したり、日差しや雨の日対策に庇やオーニングを使うなど目的に合わせたリフォームを行う必要があります。

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庭が広いのであればウッドデッキやサンルームを設置することができます。また、和室があるのであれば濡れ縁なども味があっておすすめです。

逆にデッキや濡れ縁はあまり使わないという人は取り壊してガーデニングスペースにしたり、車の駐車場にしてしまうこともできます。

庭は有効活用できると生活の質や趣味の幅をぐっと広げてくれますので使っていないスペースのがあるのであれば見直してみてください。

庇(ひさし)

最近の家の勝手口などでは庇のない家もありますが庇は雨よけにもなるので意外と重要です。特に玄関は頻繁に出入りする上、傘をたたんだり、カバンから鍵を出したりする場所でもあるので必須です。

最近ではアルミ製の物などシックなデザインなものも多くなってきており後付けしても違和感がありません。

目安の費用

庇の設置:5~20万円

玄関アプローチ

玄関アプローチは住宅の顔。外装をリフォームしたら、併せて一新したいところです。

カーポート

カーポートは雨の日に荷物の積み下ろしや乗り込む際に濡れるのを防いでくれます。また、車が汚れるのを防いでくれたり、塗装が痛むのを防いでくれることから車好きの方には特におすすめです。

熱線遮断タイプにすれば夏に車内の温度上昇を防いでくれる役割もあります。

目安の費用

1台用カーポートの設置:20~100万円

ベランダ

外に張り出しているベランダは雨水がたまりやすい場所でもあります。防水のチェックと補修をしっかりと行わないと雨漏りの危険性もあります。

屋根

外壁と同様に老朽化の度合いによって塗り替えや重ね葺き、葺き替えを選択します。雨風から家を守る役割もあるため防水面もしっかりと考える必要があります。

目安の費用

屋根葺き替え:150~250万円

室内建具(ドア扉)

引き戸にするかどうかなど開閉方式を先に決めてから素材やデザインを選びます。

照明

多種類の照明を使い、各部屋に合わせた演出ができます。最近の照明はLEDを使ったものが多く商品電力は少なくて済みます。また、LEDは紫外線の放出量が少ないため虫が寄り付きにくくなります。屋外の照明の虫が気になる方はLEDに変更することをオススメします。

窓の断熱

「冬場はやたら寒い」「暖房を付けてもなかなか部屋が暖まらない」実は熱が逃げている原因の多くは窓にあります。

そのため、窓を断熱対応のものに変えるだけで見違えるほどの効果を実感することが多くあります。冬場寒いと感じたらまずは窓のリフォームを考えてみてください。

メモ

内窓の設置:5~10万円

床材・壁材

調湿効果があるものや子供の落書きを簡単に落とせるようなものなど様々な素材がありますので、それぞれの特徴を知り目的とコストに合わせて選びましょう。

スイッチ・コンセント

いつどのように位置や数を決めるか知っておくようにしましょう。そのためには今一度自分の生活を振り返ってスイッチやコンセントを使うシチュエーションをイメージするようにしましょう。

採光・通風

窓の開け閉めで自然光と風の流れを確保したり調整します。季節を感じつつ快適に過ごすためには欠かせません。

水まわり

リフォームでも特に需要のあるのが水まわりです。機能性やデザインは実に様々で価格もピンキリです。日頃家事を行うのが奥様なのであれば奥様とはよく相談し、意見を尊重しながら選ぶことが失敗しないポイントです。

収納の設け方

日頃使うものと使わないものがどれくらいあるのかをよく考えて各部屋の収納と集中収納を効率よく使い分けましょう。部屋の壁や廊下に収納スペースを設けるなど思ってもみない場所が活用できます。

目安の費用

壁面収納:40~100万円

断熱

断熱が上手くいくと冬は暖かく夏は涼しい家になります。窓や玄関ドアなど開口部の断熱は非常に効果的でオススメですが壁に断熱材を入れるなどするとさらに断熱効果が高まります。

壁の補強など耐震補強

地震に強い家にするには体力壁を補うのが重要です。古い家は耐震性が十分でないことも多く注意が必要です。無料で耐震診断と耐震保証の見積もりができるリフォーム会社もありますので一度見てもらうと良いでしょう。

目安の費用

耐震補強:130~150万円

換気

換気システムや調湿建材を使えばカビなどの発生を抑制することができます。浴室などでは乾燥と同時に冬場のヒートショック対策にと浴室暖房乾燥機の導入が増えています。

バリアフリー

今住んでいる家を終わりの棲家にと考えているのであればバリアフリーを考える必要があります。ただ、あまりにも早くバリアフリーにしてしまうと返って筋力の低下を招く恐れがありますので多少タイミングを考えるのは大切です。

まとめ

一戸建て住宅のリフォームといってもこれだけの種類があります。どこをやろうか悩んでしまう方もいるかと思いますが、そんな時は日頃の生活を振り返って少しでも不都合に感じている箇所から始めると良いと思います。

また、ご自分や奥様の趣味に寄り添った家づくりやデッドスペースを活用するというのも一つの手ですね。

リフォームは家の状態によって価格が大きく変わってきます。最適なプランも家ごとに違ってきますのでちょっとしてことでもプロに相談するのが得策です。簡易見積もりは無料ですので気軽に相談してみてください。

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