「リフォームをしたい!」そう思って自分なりに色々と調べてみたり、イベントに足を運んで話を聞いてみたけど聞きなれない言葉が出てきてよくわからなかった。
このページはそんな方のためにリフォームの際によく使われる用語をわかりやすく図解をつけてまとめています。
相見積もり(あいみつ)
複数の業者に同じ条件で見積もりを出してもらって比較すること。「相見積(あいみつ)」とも言う。うまく使うと工事を安く行える場合があるが価格ばかりに目が向いてしまうデメリットもある。
アスファルトルーフィング
アスファルトを染み込ませ、防水性を高くした防水シート。主に屋根下などに使用され、雨漏りなどから家を守る役割がある。
雨水枡(うすいます)
雨樋を通ってきたアマを集めて地中に浸透させるためのもの。庭などの地中に埋めて設置される場合が多い。
エクステリア・外構
建物の外壁や玄関まわり、庭などの工事で設置する設備を指す。建物内になるとインテリアになるがこちらは広く知られている。
エコキュート
ヒートポンプ技術を使って電気の力でくみ上げた空気中の熱でお湯を沸かす給湯器。内部に湯を貯めるため一般的な給湯器よりも大きく場所を取る。
FF暖房(FFヒーター)
暖房機に外部へつながる吸排機関を設置して強制的に吸排気する暖房機。汚れた空気は温風とは別の箇所から排出されるため部屋の空気が汚れない。
瑕疵保険(かしほけん)
構造・耐力上重要な部分や雨水の侵入を防ぐ部分の基本的な性能を満たさない欠陥(瑕疵)を無償で補修できる保険。
抵当権(ていとうけん)
ローンを利用する際、支払いが滞ってしまった際に、返済の保証に当てる担保権のこと。
モルタル
セメント、水、砂を混ぜてつくったもので駐車場や外壁などに使用される。
家事ラク設備
家事効率を上げる設備機器。掃除しやすいトイレやたっぷり入り出し入れしやすい収納、食器洗い乾燥機など家事をサポートする機器。
壁材(かべざい)
壁の仕上げ材料や材質。塗り壁材は珪藻土や漆喰(しっくい)が代表的。ビニールクロスは価格が安い上、デザイン性に富むためよく使われる。
壁式構造(かべしきこうぞう)
柱を使わず、壁と床で支える箱型の構造。5階建て以下の中低層マンションに多く採用されている。ラーメン構造に比べると間取り変更の自由度は低い。
管理規約
マンションのような区分所有の建物において、管理組合が定めるルール。
北側斜線制限
北側隣地境界線上の一定の高さから引いた斜線内に建物の高さを抑えなければならないという制限。
共用部分
マンションのような区分所有の建物において、階段やロビー、エレベーターなど所有者全員で共有する部分のこと。
契約約款(けいやくやっかん)
契約書よりも詳細な契約条項。工事によるトラブルの解決法などを記す。
建材(けんざい)
建築材料を省略して「建材(けんざい)」と呼ばれている。建築物に必要な材料の全てを指す。機能や部位や素材によって「壁材」「床材」など細かく分類され名称も異なる。
建築確認申請
一定以上の増築やいsんちくでは建築を始める際に、その計画が法に基づいているか必ず確認され、これを申請すること。
建築基準法
建物の敷地や構造、設備、用途などの最低基準を定めた法律。
現場調査(現調)
リフォームをする前に実際の現場に行き、状況を把握すること。建物の寸法や状態などをチェックする。
建ぺい率
敷地面積に対する建築面積の割合。地域によって建築可能な建ぺい率の限度は違う。
工事請負契約書
成功会社と契約を結ぶ書類。依頼者と施工会社双方が署名捺印する。
工事完了確認書
工事の完了を確認するための書類。依頼者がこれに署名捺印することで工事請負契約が終わることになる。
合板(ごうばん)
一般的にはベニヤ板と呼ばれ、薄く切った木の板を木目が互い違いになるように重ね合わせた木材。
サイディング
建物の外壁材の一種で、金属やセメントなどを使って工場生産されたもの。価格が比較的に安価で、和洋問わず幅広く使用される。
在来工法(ざいらいこうほう)
日本に古くからある木造の工法。柱や梁(はり)を軸にして組み立てる。上からかかる重さには柱と梁で抵抗し、横からの力には斜めの筋合いで抵抗する工法。一部の柱などは移動できないが比較的間取り変更などに自由がききやすいのが特徴。木造軸組み工法とも言います。
仕上げ表
内装や外装の仕上げをまとめた表。内装は内部仕上げ表、外装は外部仕上げ表と呼びます。
シーリング
コーキングとも呼ばれ、防水性、気密性を高めるために充填材(シーリング材)を使って目地を埋めること。
システムキッチン
調理台や流し台、調理機器などを1枚の天板で一体化したキッチン。
システムバス
ユニットバスとも呼ばれるもので壁や床、天井、浴槽などをあらかじめ工場で作り、現場で組み立てた浴室。
シックハウス
建築材料に含まれる化学物質により室内の空気が汚染されて起こる健康被害。
集成材(しゅうせいざい)
板状の製材を接着したもの。柱や梁のほか、家具などに用いたりすることもある。
スケルトン
骨組みのこと。また、これだけを残した状態を指す。内装や設備をすべて取り換えるなど大規模なリフォームが可能になる。
施主支給(せしゅしきゅう)
工事の依頼者(施主)が工事に使用する住宅設備を自身で購入し用意し、施工は施工会社が行う。
設計図面
建築を設計する段階で、外観や間取り、大きさなどを期した図面。続いて施工図面をつくる。
せん断補強工法
地震などで構造がずれて切れることを「せん断」といい、これを防ぐための鉄筋などを使った耐震補強方法。
専有部分
一般的なアパートやマンションのような区分所有の建物において、所有者が個人で占有できる部分。
造作工事(ぞうさくこうじ)
天井や床、階段、収納といった、内部の仕上げ工事のこと。和室では敷居や鴨居なども含まれる。
太陽光発電システム
別名をソーラー発電システムとも言い、太陽電池から吸収した太陽エネルギーをもとに発電するシステム。最近だと屋根に付いているお家が増えてきましたね。
高さ制限
地域によって異なるもので、各地域の建築基準法に基づいて、建築物の高さを制限すること。
建具
出入り口や窓など開口部分に取り付ける、開閉機能を持ったドアやサッシの総称。どんな建物にもありますし、日頃から開け閉めしてますよね。
2×4工法(ツーバイフォー工法)
2×4インチの木材に板を打ち付けて、壁や床を組み立てる工法。面で支える構造のため、窓やドアなどの開口部を大きくしたり増やしたりはすることは困難。枠組み壁工法とも言う。
抵当権(ていとうけん)
ローンを利用する際に支払いが滞ってしまった際に返済の保証に当てる担保権。
鉄筋コンクリート造(RC造)
RC(Reinforced Concrete)造とも呼ばれ、コンクリートに鉄筋を埋め込むことで補強した造りのこと。ラーメン構造や壁式構造など構造によって間取り変更などの自由度は違う。
鉄骨造
骨組みに鉄骨を用いた造りのこと。主に銅材を用いるためS(Steel)造とも言われる。軽量鉄骨造は建物を支える耐力壁の移動ができない。
動線(どうせん)
人の移動経路。食事やトイレに移動する「生活動線」と調理や洗濯、掃除で移動する「家事動線」の2つがある。
胴縁(どうぶち)
壁を板張りしたりボードを貼り付けたりするための下地部材のこと。
道路斜線制限
道路の向こう側の境界線から一定の角度で引いた斜線内に建物の高さを抑えなければならないという制限。
ニッチ
壁の厚みを利用した、埋め込み型の飾り棚のこと。小物や花などを飾ってワンポイントにしたり、思い出の品や趣味のものを飾ったりすることが多い。
パイプスペース
パイプシャフトとも呼ばれ、水道管やガス管などを拝観するスペースのこと。図面上ではPSと記されている。
バリアフリー
障害者や高齢者などが生活を営む上で、バリア(障壁)となるものを取り除くこと。最近耳にすることも多くなっているのでご存知の方も多いと思います。
パントリー
キッチンに隣接する収納スペースのことで、主に食料品の貯蔵室として利用される。
ビルトイン
家具や設備、機器があらかじめ組み込まれていること。コンロや食洗機、食器乾燥機などが代表的。
プレハブ
建築材料をあらかじめ工場で作り、加工まで施した状態で現場で組み立てた建築のこと。
変更同意書
着工後に計画が変更されたことを承認する書類。後期の延長や費用の増加などを確認する。
防火地域
耐火建築物又は準耐火建築物以外建てられないなど、火災を防ぐための制約がある地域。
保証書
工事完了後に不具合が生じた際は、施工会社が無償で修理・交換するという証明書のこと。
見積書
工事にかかる費用の内訳や総額が書かれた書類。設計図や仕上げ表とともに提出される。
木造軸組工法
在来工法とも言われ、柱や梁を軸にして組み立てる日本に古くからある木造の工法。
モルタル
セメント、水、砂を混ぜて作ったもので外壁などに使用される半液状の粘土のようなもの。
床材
仕上げ材とも呼ばれ、フローリングやカーペット、畳など床の材料や材質のこと。
床暖房
床を暖めるための暖房。電気式と温水式があり、室内の温度差がほぼ均一になることが特徴。
容積率
敷地面積に対する延べ床面積(行かねん席の合計)の割合。
用途地域
都市計画法により住居・商業・工業など、用途別に区分された地域。建物の用途や大きさなどが制限される。
ラーメン構造
中高層や超高層マンションのほとんどがこの構造。鉄骨造や鉄筋コンクリート造のように、柱や梁を一体化して接合した構造。部屋の隅に柱の凹凸があり、低層階ほど柱は太くなります。ラーメンはドイツ語で「額縁」。大掛かりな間取り変更がしやすいのが特徴。
ロフト
屋根直下の買う有漢を活用しても受ける部屋。ロフトのある階の床面積の1/2までなどの制限を守れば延べ床面積に算入されない。高さは1.4m以下。
まとめ
わからなかった言葉は見つかりましたか?このページに載っている用語も全体で見るとまだまだほんのわずかです。そのため、このページの用語は今後も随時追加していく予定です。
もし、ここに掲載のない用語でわからないものがあれば問い合わせフォームからお教えいただければと思います。