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お手本にしたい玄関と廊下のリフォーム事例|費用と相場を徹底解説

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「廊下が痛んできた」「ただ通り抜けるだけではなく活用したい」そんな時は思い切ってリフォームしてしまうのがおすすめです。実は廊下は一定の幅(60cm程)は通路として確保しておく必要があるものの壁にカウンターを設置したり収納、飾り棚などを設けることで活用の幅がぐんと広がるのです。

このページでは廊下をリフォームする際のポイントや注意点、廊下リフォームの成功事例などを紹介しています。廊下のリフォームを検討している方はぜひ参考にしてください。

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廊下リフォームの事例と成功のポイント

廊下は人がすれ違えるだけの幅である60cmの幅があればあとはどのように使っても自由な空間です。上手に活用すれば省スペースになったり生活の助けになったり、人によっては趣味の空間にすることもできます。

廊下をどのように活用できるのか活用例を見てみましょう。

漫画や書籍を置く本棚にする

最近は電子書籍に移行しつつあるもののやはり手元に残しておきたい本というのものは誰にでもありますよね。そして、そういった本というものはなかなか捨てられないものでできれば目の届くところに飾っておきたいものもあるでしょう。

そんな時は廊下に本棚を作ってしまうのも一つの手です。余裕のある幅の廊下であれば脇に本棚をおけば簡単にライブラリに早変わり。

ここまでくるとまるで漫画喫茶のようですが、寝室へ向かうまでの廊下にあれば「今日は何を読もうかなー」なんて本を選ぶ時間も楽しいかもしれませんね。

幅に余裕のない方は造作で壁をへこませたニッチを設けることで通路を狭くすることなく書籍を収納することができます。

また、小児科医などでよく見られる絵本棚などであれば幅をとることなく本棚を設置することができます。

絵画などの作品やオブジェを展示する

廊下の壁などに絵画を展示すると何も書かれていないキャンパスに絵が描かれたように廊下が華やかになります。写真が趣味の方であれば自身で撮影した写真のギャラリーにすることもできます。来客時は趣味が合えば話のネタになるかもしれませんね。

他にも写真を飾っておくこともできますので子供の成長記録を並べるのも面白いかもしれません。

味わいのある塗り壁に自然素材の小物やハーブや花などが飾られています。

他にも自身のコレクションやオブジェなど好きなものを展示することができます。

子供の遊び場に

廊下の天井にうんていを設置すれば子供の遊び場やトレーニングルームに早変わり。ただし、天井に何かを設置する際は照明が遮られる可能性があるため全体の照度が落ちる可能性があるので注意が必要です。

こちらはうんていと合わせて壁にロッククライミングが設置されています。家の廊下ですので高さは低めですが見た目も色鮮やかになりおしゃれです。

他にもペットに猫を飼われている方であれば天井や壁をキャットウォークとして活用することもできます。

廊下をリフォームする費用はいくら?

廊下をリフォームする費用の相場はおよそ5万円〜20万円ほどで収まることがほとんどです。もちろん、施工方法や材料によって大きく違いますが参考までに廊下のリフォームにどのような費用がかかるのか?内訳や大まかな費用の目安をまとめてみました。

廊下リフォームの床材を種類別に比較

廊下のリフォームで費用の内訳の大部分を占めているのが床材です。どの床材にするかでおおよその金額が決まると言っても過言ではありません。

ただ、床は廊下に限らず常に足と接している部分です。コストだけに目を奪われがちですが材料ごとの特性に目を向けながら慎重に選びましょう。

  フローリング カーペット クッションフロア コルク タイル・石
肌触り・質感 普通 ⭕️ ⭕️ 普通
断熱性 普通 ⭕️ ⭕️ ⭕️
クッション性 普通 ⭕️ ⭕️ ⭕️
すべりにくさ 普通 ⭕️ ⭕️ ⭕️
汚れにくさ ⭕️ 普通 普通 普通
高級感 ⭕️ 普通 ⭕️ ⭕️
価格(1畳) 複合1.5万〜2.5万円
無垢2万〜3万円
1.2万円〜 8千〜1.2万円 1.5万円〜2.2万円円 8千〜3万円

ひと昔前は廊下を含め家全体がカーペットの家が多かったですが最近では清潔感があり、手入れがしやすいことから木質のフローリングが主流になりました。

フローリングは大きく分けると、無垢材と複合フローリングの2種類があります。むく材には天然の木独特のぬくもりや爽やかさがあります。一方、複合フローリングは樹脂系の塗膜で覆われていることが多く、肌触りは無垢材とは異なります。

ただ、反りにくく安定させたものや表面に傷がつきにくいよう加工されてもの遮音性の高いものなど無垢材にはない特性を持った床材もあります。特にマンションでは規約上、防音のある床材しか認められない場合もありますので注意が必要です。

コルクはコルクガシの樹脂を使った弾力性と清掃性の両方を併せ持つ床材です。素足でも足触りがよく、転んでも衝撃が緩和されるので子供室などに最適です。

低コストで、汚れ落としに手間が掛からないことから水回り空間でよく利用されているクッションフロアも最近ではリビングやキッチン、廊下や玄関など幅広く利用されるようになりました。

玄関まわりの土間には靴についた砂利などによる傷や日光の熱にも強く、雨の影響も受けにくい大きいサイズのタイルが用いられています。

床は施工方法によって費用が異なる

床の張替え費用の内訳で最も大きいのが床材自体の費用ですが次に影響を与えているのは施工方法による違いです。床の施工方法は下記の2通りの方法があります。

  • 重ね張り…既存の床の上から新しい床材を張る施工方法。張替えの1/3程度のコスト。
  • 張り替え…既存の床を剥がして新しい床材を貼り直す施工方法。

一般的によく知られているのが張り替えです。既存の床材を剥がすため重ね張りと比べて工程数も多く廃材の処分費用がかかるため、工事費が高くなります。

廊下リフォームの壁材を種類別に比較

  壁紙 塗り壁 ペンキ塗装 木質系壁材
肌触り・質感 普通 普通 ⭕️
断熱性 普通 普通 普通 ⭕️
汚れにくさ ⭕️
メンテナンス性 ⭕️ 普通 普通
耐火性 ⭕️ 普通
コスト ⭕️ ⭕️ 普通

壁材(および天井材)は床材と同様に廊下でも使用する面積が広いだけにどの壁材を選ぶかで全体の費用に大きく影響します。ビニールクロスを選ぶ人が多いのは手軽に色や柄を選べるというメリット以上に低コストが大きな理由です。

最近では汚れ落としが容易だったり珪藻土をしみこませたりといった機能を付加したものも出ています。機能が付加されていても価格は大きく変わりません。

ビニールクロスでは物足りなかったり高級感を出したい場合にはわしや布のクロスを選ぶこともできます。独特な雰囲気がある分、材料費が高く、ビニールクロスより数倍以上かかります。

壁一面を好きな色にして楽しみたい方にはペンキ(水性塗料)によるペイントもおすすめです。色の種類も豊富なので部屋の雰囲気や用途に応じて使い分けると良いでしょう。ただし、下地のつなぎ目などを平滑に仕上げないとペイントの良さが半減します。

珪藻土や漆喰の塗り壁は独特の深みのある味わいや調湿・消臭効果がありますが職人による左官工事を伴うため材料費以上に施工費が高くなります。

既存壁への重ね塗りでもビニールクロスの数倍以上のコストは見込んでおいた方が良いでしょう。

木質系の素材は腰壁などによく用いられますがインテリアのアクセントになるほか、傷に強いタイプの化粧シートを貼ったものはペットの引っ掻き傷への対策としても効果的です。

窓などがなく採光しづらい廊下では明るい色のビニールクロスやペイント、珪藻土、腰壁の板張り、シナベニヤなど明るい色の仕上げ材を選ぶようにすると廊下がどんよりと暗くなるのを防ぎます。

 

 

 

設備や器具の費用

一見何も必要ないように感じる廊下でもあると便利なものというのがいくつか存在します。

  • コンセント
  • インターホンの子機
  • 換気扇
  • ピクチャーレール

コンセント・スイッチ(3000円〜)

新品に交換 3000円〜
増設・移設 5000円〜
屋外増設 10000円〜

廊下にコンセントを設置しておくことによって掃除機などを利用する際に利用することができます。古いものや長年使われて埃が溜まっていると火事などの危険性もあります。交換しても1箇所3000円〜程度とリーズナブルです。

掃除機以外にもコンセントは何かと利用する機会が多いため迷った時は設置しておくことをおすすめします。

インターホンの子機設置(〜10000円)

取り付け・配線修理 〜10000円
カメラ付き 20000〜50000円

インターホンの子機は1Fだとリビングに設置することが多いですが2Fでは意外と設置されていない方が多いのが現状です。2Fに寝室のある家ではそれぞれの部屋につながる廊下に子機を設置しておくと便利です。

最近では配線工事不要のワイヤレスインターホンも普及していますが、ワイヤレスタイプであればコンセントに挿して置いてくだけですので工事費は必要がありません。

また、廊下が部屋に囲まれている「中廊下」は日が当たりにくい環境であったり頻繁に窓を開ける機会が少なくなりがちですので空気がこもりがちです。換気扇を設けて空気を入れ替えることによりカビなどを防ぐ効果にも期待できます。

廊下に絵画や写真を飾る際はピクチャーレールを設置すると肩や運んでいるものをぶつけてしまった際も展示物の落下を防ぐことができます。

【失敗例】スイッチやコンセントは色の変化に要注意

廊下の壁紙を新しくする際にコンセントやスイッチはまだ使えるからと新しくしない方がいますができれば壁紙を交換するタイミングでスイッチやコンセントも新しいものに交換するのが懸命です。

毎日見ているとなかなか気づきませんがコンセントやスイッチというのは実は年数が経つにつれ少しづつ色が黄ばんでいます。壁紙を新しくしたらコンセントの黄ばみが悪目立ちしてしまったというのは壁紙交換ではよく耳にする失敗例です。

また、コンセントやスイッチの位置は使いやすい位置にありますか?壁紙を交換するタイミングであれば壁に跡を残さず移設することができますので壁紙を張り替えるタイミングで配置を見直しておきましょう。

廊下の照明の選び方と交換費用

廊下をどのように使うかによって設置する照明の種類も使い分ける必要があります。ただ単に通り過ぎるだけの廊下であれば人感センサーのタイプにすることによって点けたり消したりする手間が省けますし、消し忘れによる無駄な電気代がなくなり省エネになります。

しかし、収納があるような廊下では人感センサーがあると探し物をしている最中に消灯してしまう場合があるため非常に不便になります。また、本棚や展示品があるように立ち止まるシーンが想定されるような場合にもスイッチ式の照明にしておくことをおすすめします。

LEDダウンライトを使えば天井がスッキリとしておしゃれな印象になります。他にも建築家照明、壁付照明などで柔らかい雰囲気をつくることができます。

一般的な照明器具の取り外し 2000円〜
一般的な照明器具の取り付け 3000円〜
シャンデリアなど大型照明の取り外し 5000円〜
シャンデリアなど大型照明の取り付け 9000円〜

一般的な照明器具の取り外しと取り付けは2千円〜3千円程度と非常に低価格です。これに灯本体の費用が掛かります。廊下と玄関を合わせてもそう多くない数だと思いますので全て交換してもそこまで大きな費用にはならないかと思います。

スイッチやコンセントなどと同様に古い照明器具は火災の原因になりますので全体のリフォームを合わせて交換してしまうことをおすすめします。特に蛍光灯など安定器の付いた照明を使っている方は安定器から出火する事件が相次いでいますので10年を目安に交換するようにしましょう。

その際できればLEDのタイプにしてくと良いでしょう。通常の電球はおよそ6000時間程度で寿命を迎えますがLED電球では4万時間とおよそ6倍以上も長持ちします。

また、廊下や玄関などの照明では60wの白熱球が使われることが多いですがLEDにすると消費電力が7.3w程度になりますので消費電力を1/8程度にすることができます。

少し前までは価格が高かったLED照明ですが最近ではかなり安くなりましたので照明交換の際はLEDを選択されることをおすすめします。

廊下の広さや寸法の目安

廊下は人一人が通れるだけのスペースでは狭すぎます。時には荷物を持ち帰ることもありますし、家族がすれ違うこともあるでしょう。

廊下の幅は一般的には80〜90cm程度が目安とされています。廊下の壁厚を利用して本を置きたいなら奥行き10cmを目安にすると良いでしょう。

壁沿いに収納スペースを作りたいのであれば通路として使える幅を最低でも60cmは残しておくようにしましょう。

まとめ

今までただ通路として使っていた廊下も実は様々な活用方法があり、使い方も本棚にしたり飾り棚にしたり、ギャラリーにしたりと実に様々です。

廊下が痛んできてリフォームを考えているのであれば今後の活用方法についても検討してみてください。

また、廊下のリフォームにかかる費用は30万円であることが多く、決して大きな工事ではありませんが業者ごとに数万円程度の差があります。

最適な提案を適正価格で依頼するためにも複数の業者から相見積もりを取るようにしましょう。

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