お家の庭には道路やお隣さんとの境界線というものが必ず存在します。ほとんどの場合、その境界線の部分には塀やフェンスを設置すると思います。
今回は庭の境界線にブロック塀とフェンスを設置する外構工事の様子を取材させてもらえることになりました。
ブロック塀とフェンスの設置をプロにお願いするとどの程度の費用がかかるのか?仕上がりはどのようなものになるのか?工事のポイントや色の合わせ方を実際の工事の様子と併せて紹介したいと思います。
【裏ワザ】庭にブロック塀とフェンスを設置する費用を安くする方法
庭や家の周りにブロック塀やフェンスを設置する工事は「外構・エクステリア」と呼ばれる種類のリフォーム工事に分類されます。外構エクステリアの工事はそれを専門とした業者も多くあり、外構エクステリアに強い業者を探すのがデザイン性や機能性、費用的面においてもリフォームを成功させるポイントの一つです。
ご自身の家の近くで外構エクステリアのリフォームに強いリフォーム会社を探すとなると大変になりますがホームプロやリショップナビといった一括見積もりサイトを利用するのが最も手っ取り早い方法です。
一括見積もりサイトを利用することによって複数業者の提案や価格を比較することができますのでリフォームプランの幅も広がりますし、自然と価格競争が起きるのでぼったくられる心配もなくなります。
実際に庭にブロック塀とフェンスを設置した見積もり費用
今回の工事ではブロックとフェンスの設置だけでなく既存のコンクリート地面を解体したり新たに地面にコンクリートを敷いたり、インターホンを設置したりといった特殊な内容があったため人によっては参考にならないかもしれません。
外構工事は価格を重視するのか?デザイン性を重視するのか?でも大きく変わってきますし、リフォーム会社も誰もが知る大企業の大手から地域密着で街の便利屋さんのような小さなリフォーム会社まで様々です。
今回のリフォームを行なった施主様も一括見積もりサイトを利用したそうなのですが全部で4社のリフォーム会社から見積もりがあったそうです。
価格や提案内容のバランスを見て選ばれたそうなのですが、選んだ見積もりのリフォーム価格はジャスト80万円でした。高いと感じるか安いと感じるかは人によって変わってくると思いますが管理人が見た感想としてはかなり激安だなーと思いました。
まあ、家の周りにブロック塀やフェンスを設置するだけで考えていた人からすれば「思ったより高いな!」と思ったかもしれませんがブロック塀やフェンスを設置するだけであれば20万円、30万円、いやもっと低価格で済ますこともできるかと思います。
庭にブロック塀とフェンスを作る工事がスタート
こちらが今回リフォームをするお家です。見ての通り相当綺麗なお家なのですが実は新築で出来たてホヤホヤなんです。
家だけ別の会社で建てて庭はそのまま手付かずの状態です。新築の家とその周りとのギャップがいいですね。w
玄関までの道のりには砂が足に着かないようにゴルフのパッド練習をするような人工芝が敷かれています。
道路との境目には何もありません。ですので道路の端に敷地の土がはみ出てしまっています。風の強い日や雨が降った日はもっとはみ出てしまうかもしれませんし、あまり道路側に砂が出ると車がスリップする危険性もあり危険です。
写真手前に見えるコンクリート部分はもともと引かれていたものですが今回は解体して新しくコンクリートを敷きなおします。
シュールですねーw
浄化槽が飛び出していますがこの部分は蓋の部分の高さまでコンクリートを敷いた部分の土を持ってくる予定ですので全て計算の上です。
ポストの部分がえぐり取られていてまるでトラップのようになっています。今回の部分ではこの部分もコンクリートで埋めていきます。
リフォーム工事開始
工事が始まりました。今日から3人の職人さんが一週間程度の工期で工事を行います。
まずはコンクリートを敷く厚さの分だけ土を掘ります。取り除いた土は先ほどの浄化槽があった家の横に集めます。
土を取り除いたら型枠を設置し、砕石を敷いてから生コンクリートを打っていきます。
コンクリートの打設と合わせてブロックとフェンスの設置も進めます。私たちは完成した形しか見たことないため、わからない方も多いかもしれませんが実はブロック塀はただ積むだけではなく中に鉄筋が組まれていてそれによって強度を保っています。
このように水糸で設計通りになるように位置を調整しながら職人さんが一本ずつ鉄筋を組み上げます。
冒頭で簡単に紹介しましたが今回の工事ではインターホンも新しく設置します。今回設置するのは三協アルミの機能ポール「セレージュ」のI型です。セレージュはスタイルやライティングなど様々な組み合わせができるためモダンからナチュラルまで幅広いニーズに対応できるのが特徴です。
施工後はポールしか見えませんが家の中のモニターに繋がっているため地中に配管が通っておりそのために工事なども行われています。
タンパーやコテを用いて表面を整えます。この作業で仕上がりの美しさが大きく変わってきますので非常に重要な作業です。
一段目が組み終わりました。
モルタルを乗せて二段目を積みます。
一つ一つのブロックを積みながら水平器を使って水平と垂直を出していきます。ブロックは何十個もあるので気が遠くなるような作業です。
綺麗ですねー!職人さんを見ていると簡単そうに淡々と作業されていますがDIYで素人が作業するとブロックをまっすぐ積むのは相当難しいです。難しいことを簡単そうにやってのけることこそプロと言いますがまさにことのことですね。
既存のコンクリートと新しいコンクリートの隙間もしっかりと埋めておきます。細かい部分にも気が利きますね。
完成!
完成です。道路との境目はブロック塀とフェンスで仕切られ、玄関前では花壇とおしゃれなインターホンがお出迎えします。花壇の奥は余った土を集めてあり、ガーデニングや家庭菜園、芝生にするなど様々な使い方ができます。
フェンスを設置した後に花壇が作られたようです。レンガ調で非常にお洒落ですね。
フェンスはリクシルのハイグリッドフェンスN1型が使われています。名前は聞き慣れませんが街中でもよく見るタイプのフェンスの形ですよね。
ブロックばいはマチダのビースマイル12というものが使われています。家の外観の色合いとも色合いがマッチしていて統一感がありますね。
定規で引いたように綺麗な線ですね。素人だとなかなかここまで綺麗に施工できませんが流石はプロの仕事です。
三協アルミ「セレージュ」は機能ポートというだけりインターホンだけでなくポストにもなっています。ダイヤル式になっており防犯面においても盗難などの心配がなく安心です。
段差になっていたポストの前部分もしっかりとコンクリートで固められています。
【まとめ】リフォームの感想を聞いてみた
今回のリフォームにはどの程度満足していますか?
リフォーム会社選びの決め手となってポイントを教えてください。
デザインや機能性についてはどうされましたか?
担当者の対応はどうでしたか?
外構・エクステリアは家の顔になる
今回のリフォームは新築の家の庭と門ということもあり、家自体とのバランスも考えられています。外構エクステリアでの工事の多くは来客時などに一番初めに目に入る部分です。人付き合いも第一印象が重要と言われるように家も住みやすさや機能性だけでなく、時にはおもてなしをする場でもあるでしょう。そのような時に自分が恥ずかしい思いをしないような外観を保っておくことも重要なのではないかと思います。
家の顔とも言える外構エクステリアの工事は見た目の美しさや仕上がりの綺麗さも大切ですので専門業者や経験豊富な業者を比較検討することが成功の要と言えます。
外構工事のリフォームはホームプロやリショップナビなどの一括見積もりサイトを使うのが便利です。他にも庭専門や砂利に特化した一括見積もりサイトなどがありますので自身の求めるリフォームにあった見積もりサイトを使いましょう。
下記のページでは外構エクステリアにおすすめの一括見積もりサイトをまとめていますのでぜひ参考にしてみてください。
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外構工事のリフォームにおすすめの見積もりサイト
門扉や車庫、ブロック塀やフェンス、生垣まで外構といっても様々なリフォームがありますが、どれにしても外構工事は他人から見られることも多いので利便性だけでなく見た目の綺麗さやデザイン性を考える人も多いです ...
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