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TOTOのシンラとサザナの違いとどっちがおすすめか?

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TOTOの人気ユニットバスのサザナとシンラ。サザナの方がお手頃でシンラの方が豪華。ここまでは一般的によく知られていることです。

では具体的にそれぞれどのような部分に違いがあって、ぶっちゃけどちらがおすすめなのか知りたいですよね。

このページではサザナとシンラの違いとそれぞれどのような方に向いているかをまとめています。シンラとサザナで迷っている方はぜひ参考にしてください。

シンラ最大の特徴は肩楽湯・腰楽湯

サザナではなくシンラを選ぶ方の最も多い理由が肩楽湯と腰楽湯の機能の有無にあります。そう、この機能こそがシンラの醍醐味と言えるような機能であり、それ以外の部分はおしゃれさや高級感は違えど標準で使える設備で機能性に大きな違いはありません。

シンラの機能の中でもお掃除ラクラクほっカラリ床や人造大理石の浴槽などはサザナでもオプションとして選ぶことはできますが肩楽湯・腰楽湯の機能を付ける場合は必ずサザナではなくシンラを選ぶ必要があります。

毎分約135Lもの水流を起こす肩楽湯と腰楽湯は全身を刺激し体を温める効果があります。日頃から疲れを感じていて入浴時間に少しでも1日の疲れを癒したいという方に特に人気があります。

この楽湯機能はファーストクラス浴槽と呼ばれている人間工学をもとにデザインされた浴槽との相乗効果によって成り立ちます。

入浴中の姿勢なども計算されており絶妙な角度で心地よい刺激が得られるようになっており、肩と腰の水流で至福のバスタイムを過ごすことができます。

肩楽湯の水流が放出される部分は柔らかい素材でできており、首を倒しても痛くなりにくい作りになっています。また、サザナなど従来の浴槽と比べて浴槽と体の設置している面積が多いためまるで水中に浮いているかのようなリラックス効果が得られます。

シンラは全てタッチ水栓

次に上げられる違いは水栓です。サザナはグレードによってはタッチ水栓ですが基本的に多くのモデルはハンドルを捻るタイプのものです。

一方のシンラは全て標準でタッチ水栓となっています。

また、シンラのシャワーヘッドは3段階の調整ができるコンフォートウェーブシャワーですがサザナでは調整機能の無いものが標準で調整機能付きのタイプはオプション扱いになります。

シンラの最上級のGタイプのみオーバーヘッドシャワーが標準装備となっていて、シンラであればそれ以外のモデルでもオプションでオーバーヘッドシャワーを選択することができます。

浴槽(湯船)の材質の違い

一部のサイズを除いてサザナの浴槽はFRP素材のものが標準になりますがシンラだとお掃除ラクラク人造大理石が浴槽が標準搭載になります。

お掃除ラクラク人造大理石は表面に特殊なコーティングが施されており油などの汚れが付きにくく落としやすいようになっています。浴槽の場合は特に皮脂汚れなどの付着防止に期待できます。

ただ、お掃除ラクラクのコーティングでも水垢は防ぐことができませんので表面で水滴が乾いてしますと水道水に含まれるカルキなどによって白い斑点がついてしまうことがあります。

ですのでお掃除ラクラク人造大理石の黒など濃い色の浴槽を選ばれる場合は多少の水垢汚れが出てしまうことも考慮しておくことが大切です。

シンラの照明はダウンライトが標準

サザナの照明は一般的な浴室に多く使われている丸型照明やキューブ型照明、シーリング照明などが基本となっていますがシンラは埋め込み型のダウンライトが標準装備になっています。

サザナでもオプションでダウンライトを選択可能ですが31000円(2灯)〜70000円(4灯)の費用負担が必要となります。

また、シンラでもサザナでも調光機能をつけることができるのですがシンラを選ばれる方はリラックス効果を求めている方が多いのか調光機能を搭載される方が非常に多い傾向があります。

カウンターの素材

シンラでは人造大理石のカウンターが標準となっていますがサザナではHタイプとPタイプの上位2タイプのみが人造大理石のカウンターになっています。

人造大理石のカウンターは皮脂などの脂汚れが付きにくい加工が施されているのですがカウンターは石鹸やリンスなどの汚れが付着しやすいため意外と人造大理石を選択するメリットの大きい箇所です。

サザナは換気扇が標準

サザナでは一般的な安価な換気扇が標準装備となっており、多くの方が浴室乾燥暖房機にグレードアップされていました。そんな中、シンラではサザナではオプション扱いだった暖房換気扇が標準となっており冬でも快適に過ごすことができます。

ただ、シンラの「暖房換気扇」は換気と暖房はできるのですが三乾王のように衣類乾燥や涼風といった機能がないため、浴室で洗濯物を干したり夏に涼しい風を受けながら浴室で過ごしたい方は三乾王を選択する必要があります。

サザナで三乾王を選択した場合の費用 140000円〜155000円
シンラで三乾王を選択した場合の費用 63700円〜100300円

【まとめ】サザナの価格でシンラが入れられることも!?

ここまでサザナとシンラの主な違いを解説してきました。紹介した以外にも鏡がお掃除ラクラクタイプの水垢が付きにくいものだったり、壁パネルにラメが入っていたりと細かな違いはありますが、やはりシンラの作りには全体的に高級感を感じます。

ショールームなどで見比べると当然シンラにしたくなりますが問題は価格ですよね。シンラはサザナと比べてもおよそ1.5〜2倍ほどの値段がしますから予算によってはサザナで妥協するような方もいるかもしれません。

ただ、リフォームの価格は業者によって様々でどこの業者に依頼するかで導入できる浴室のグレードが変わることがあります。

特に現在見積もりを取っているのが大手のリフォーム会社の場合はその見積価格を大きく抑えることができるかも知れません。

実はリフォーム会社は大手の方が値段が高くなりやすく中規模〜小規模の地域密着のリフォーム業者に依頼するのが費用を抑えるコツです。

そういったリフォーム会社は大手のように広告に莫大な予算を使っていませんので探すのが大変ですが良心的な業者を見つければ最適な提案を適正価格で得ることができます。

地域密着のリフォーム会社は一括見積もりサイトなどで探すと効率よく見つけることができます。中でもリショップナビとホームプロは加盟業者数が多いためおすすめの一括見積もりサイトです。

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