事例

【100万円の適用】実際に火災保険でリフォームしてみた!

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今回は以前浴室に床シートを貼るリフォームを行ったお家が今度は火災保険を使って外回りを全面リフォームすることになったそうで、またまた取材させていただけることになりました。

このページでは火災保険を使ってどんなリフォームができるのか?火災保険はどのくらいの金額適用されるか?などについて実際のリフォームを通してお伝えしたいと思います。

また、記事の最後には火災保険でより多くの保険金が適用される方法なども紹介していますのでぜひ参考にしてください。

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今回のリフォームの概要

BEFORE

AFTER

まずは簡単に今回のリフォームの内容とビフォーアフターを紹介します。

リフォーム内容

  • 外壁塗装(ウレタン)
  • 軒天の交換(ケイカル板)
  • 破風板(ガルバリウム鋼板まき)
  • 2Fベランダの床材交換(塩ビデッキ)
  • 2Fベランダ桁、柱、手摺の塗装
  • 1F自転車置き場の屋根(波板)交換
  • 基礎コンクリート補修塗り
  • その他、濡れ縁補修やフェンス塗装など

施主様の希望により火災保険で降りた保険金の中でリフォーム費用を収める必要がありましたが、なんとこれだけの工事が自己負担0円でリフォームできてしまったのです。これってすごくないですか?

実際に火災保険を使って0円でリフォームした全内容

まずはどのような家の状態に火災保険が使えたのか?元の家の状態から見ていきましょう。

こちらが今回火災保険を使ってリフォーム工事を行うお家です。

今時珍しいブリキ(金属壁)のお家ですが正面の外壁はかなり錆びている様子で元の色が何色だったのかさえ分かりません。

1F正面の波板の屋根に付いている雨樋が破損し、ガムテープで必死の補強がされています。

しばらくメンテナンスされていなかったようで家の縦樋はかなり色褪せてしまっています。

こちらは玄関になりますが日に当たる部分は特に痛んでいます。

家の裏側に来ました。直接日に当たらないため正面ほどの色褪せは見られませんが外壁は明らかに途中で色が変わっていますね。

近くで見るとところどころに白い斑点のような汚れがあるのが確認できます。

家が密集している住宅街のためビル風のような風が吹くことが容易に想像できますが波板の屋根が欠けて無くなってしまっています。飛んで行ってしまうと他の家を傷つけてしまったり、人に当たったりする恐れもあるため早めに対処したいですよね。

中でも特に状態が悪かったのが軒天です。ベニヤ素材の軒天なのですが表面が浮いて波打ってしまっています。

屋根の角部分というのは水が集まる特性があることもあるので痛みにくい傾向がありますが、このお家の場合は4つ角全ての軒天が痛んでいました。

波打っている部分はまだマシで、場所によっては完全に大穴が開いてしまっているところもあります。

このような状態になってしまうと、その部分は完全に防水機能を失ってしまいますので台風の際などには破損箇所から雨水が内部に浸入して壁や天井まで染みてきてしまう恐れがあります。

2Fのベランダに上がらせてもらいました。木材の床でできたベランダは初めて見ました。一度も張り替えたことがないようで見た目だけでも十分劣化していることがわかります。

特にこの部分は板が半分折れたような状態になっており、上に乗ると軋んで今にも折れそうです。

手すりも相当錆びていますね。床が抜けそうな部分は危ないので木の板を置いているそうです。w

リフォーム工事がスタート

さて、足場が組まれて工事が始まりました。ここから数週間かけて外回り全体を大規模リフォームしていきます。

波板があって見えなかったのですが破損部分は相当ひどいですね。雨が浸入したせいか残っている軒天部分もカビなのか苔なのかわかりませんが黒いシミができています。

リフォーム完成!

リフォーム工事が終了したということで急いで行ってみると、なんと別の家と見違えるほど綺麗になっていました。

一瞬、「え、この家で合ってたよね?間違ってないよね?」と疑ってしまうほどでした。w

錆の色なのか元々あの色だったのかわからないような茶色い家がアイボリーカラーになったことによってかなり今風のイメージになりました。

それでは部分ごとに見て行きましょう!

お家の正面にある自転車置き場です。折れてガムテープで補修されていた波板の雨樋は波板と合わせて新品になっています。

こちらは工事の途中に撮影したものですが大穴の空いていた軒天はしっかりと新品になっています。

ちなみに既存の軒天の素材はベニヤ板でしたが最近はベニヤ板よりも耐火性、防湿性に優れたケイカルバン(ケイ酸カルシウム板)が主流になっています。もちろん、今回新たに施行された軒天もケイカル板です。

リフォーム完了後の様子がこちら。波板も軒天も新品になりました。

雨樋や雨戸もチョコレート色で塗装されています。今回の塗装の色は塗装屋さんにお任せにしたそうなのですが、さすが沢山のお家の塗装を手掛けただけあってセンスがいい!アイボリーカラーとチョコレートカラーが相性こんなに相性がいいなんて知りませんでした。

矢切の部分(軒天の下の白い三角部分全体)も真っ白になりました。

玄関入り口部分の庇も軒天の張り替えと破風の塗装が行われています。以前の破風の部分は塗装が剥げてガサガサしていましたが塗装により光が写り込むようになっています。

軒天部分は全て交換し、ベニヤからケイカル板に交換し、破風は先ほどの玄関のように痛みの少ない箇所は塗装、直射日光を受けるなど痛みの激しい部分はガルバリウム鋼板で破風板が板金巻きにて補修します。

家の側面へ回ってみます。面格子も雨樋や破風の塗装と同じ色で塗装されています。

外壁も屋根も全体的にしっかりと修復されています。

激しい色ムラと謎の斑点が沢山あった家の裏側も正面同様にモダンな印象になりました。

沢山ある霧避けの軒天も全て交換されていました。台風に向け万全の備えといった感じです。

続いてはベランダにやってきました。ボロボロになって今にも抜けそうだった床が新品の塩ビデッキになっています。

塩ビデッキは価格がリーズナブルなので床材にこだわってお洒落にしたいというような要望がない限り頻繁に使われます。

画像のように木材のようにうっすらと木目のようなものが入っています。私としてはこれはこれで十分お洒落だと思います。

錆びていた手すり部分はあまりにも錆が酷く危険な場合は交換することになりますが、今回はまだギリギリ大丈夫だったようで錆止め等の塗装が施されています。

ベランダまで見違えるほどの美しさになって施主様も大変喜ばれていました。

実際の適応金額を大公開!申請から振り込みまで

火災保険を使うためには、今の状況で火災保険が適用されるのかどうかを判断する必要があります。火災保険は経年劣化には適用できません部分ごとに経年劣化なのかどうかを見極める必要があります。

ご自分ではなかなか正しい判断ができないと思いますので対応したリフォーム会社や代行業者などに判断してもらいましょう。

今回の場合はお家の外壁や雨樋、ベランダの床、軒天や破風などのリフォームをするためにリフォーム会社に依頼されました。

リフォーム会社の担当者が火災保険を適用するための写真を撮影し、申請に必要な資料を作成します。

しっかりと知識と経験のある業者であればご自分が思っていた箇所以外にもいくつか申請できそうな箇所を提案してくれたりしますので業者選びの際は一括見積もりサイトなどをうまく利用して複数の業者の比較を忘れずに行いましょう。

利用したのはAIG損保の火災保険

今回施主様が加入されていたのはAIG損保の「ホームプロテクト総合保険」という火災保険です。AIG公式サイトからわかりやすく動画で紹介されていますのでまずはユーチューブ動画をご覧ください。

動画でも紹介がありましたが、この保険では下記の3つのリスクに対して保証がされています。

  1. 火災のリスク…火災や破裂、爆発、落雷などによる損害など
  2. 自然災害のリスク…風災・雹災・雪災などによる損害など ←今回はコレ!
  3. 日常災害のリスク…給排水設備の事故による水漏れなどによる建物への損害、盗難による建物への損害など

今回適用されたのは2の「自然災害のリスク」で、台風による屋根や窓ガラスの損害や大雪による損害、大雨による浸水などが申請の対象となります。

損害保険金以外にも費用保険金などももらえる

AIGの火災保険では損害保険金に加えて「費用保険金」というものが支払われます。費用保険金は臨時に発生する様々な出費にあてるための「事故時諸費用保険金」や整理や清掃などに使うための「残存物取片づけ費用保険金」が含まれます。

実際の適応金額を大公開!

さて、先ほど画像で見ていただいたお家でAIG損保の火災保険を使うといくら振り込まれるのでしょうか?

保険の適応が決まるとAIG損保から上の画像のように「重要」と書かれたハガキが届きます。

重要なのは「保険金お支払いのご案内」と書かれた裏面の一番右のページです。

じゃーん!少し字が小さいですが上から確認すると、

(建物)損害保険金 756,070円
(建物)事故時諸費用保険金 226,821円
(建物)残存物取片付費用 31,050円
合計 1,013,941円
お支払手続日 2018年12月20日

なんと、驚きの100万円超え!Σ(゚д゚lll)

損害保険で75万円も出ていますが事故時諸費用保険金が22万円も出ているのはちょっと意外ですよね。

ただ、今回のお家は数十年間お家のメンテナンスをほとんどやられていなかったため、これだけの額が適用されたのであって、これだけの金額が適用されることはそう多くはありません。「なんであのお家は100万円以上も適用されたのにうちの家は20万円ぽっきりか…。」なんてことも普通にあり得ます。

金額はリフォームの費用と同じように適用される金額も一軒一軒家ごとに違ってきますので、決して今回の例が当たり前だとは思わないようにしてくださいね。

ともあれ、世の中には火災保険がこのようなことに使えることも知らない人が大勢います。リフォーム会社に「火災保険使いたいんですけど。」というだけで何十万円もするリフォーム費用がただ同然になるのです。

しかも、火災保険は等級というものがないため保険を使っても車の保険のように月々の保険料が変わったりしません。ですので本当に使わないのは勿体無いです。

経年劣化などによる損害は対象外となるため要注意

大金のかかる外回りのリフォーム費用をタダ同然にしてくれる火災保険ですが、一つ注意点があります。

それは経年劣化には使えないということ。

ですので申請の際にはあくまでも自然災害(風災・雹災・雪災など)ですよー。ということを強調して申請する必要があります。

もちろん、素人にはこれらの判断ができませんので申請は専門業者に任せるのが最適です。素人がなんの知識も無いまま申請してしまうと貰える金額が大幅に減ってしまったり審査自体が通らないことすらあります。

しっかりと知識のある業者であれば「この部分も適応できますよ。」「あそこも申請しませんか?」といったように素人が見つけられないような箇所を見つけてくれます。釘浮きや雨樋の歪み、スレードの浮きなどの見極めや申請用の写真の撮影には屋根に登ったりする必要がある場合もあり非常に危険です。

「餅は餅屋」と言うことわざがありますが無理に自分で進めないで相談の段階から専門知識のあるリフォーム業者に任せてしまうようにしましょう。

もちろん、適用されるかどうかの最終決定は保険会社が依頼している第三者機関によって結論が出されるのですが、こちら側が最適な準備をしている方がスムーズに事が進むのは言うまでもありません。

【まとめ】ビフォーアフター

今回のリフォームをビフォーアフターを踏まえながら簡単にまとめたいと思います。

AIG損保の火災保険を使って1,013,941円が適用され、その範囲内のリフォームとなりましたが十分な費用が適用されたため外回りのほとんどのリフォームができてしまいました。

外壁塗装

BEFORE

AFTER

錆が目立っていたトタンの外壁は今風のアイボリーカラーに全面塗装。チョコレートカラーの雨樋などがいいアクセントになっておりとてもお洒落になりました。

ベランダ

BEFORE

AFTER

ボロボロで抜けそうになっていたベランダの床は新品の塩ビデッキになり、おしゃれで安全になりました。

軒天

BEFORE

AFTER

完全に穴が空いていた軒天も耐水、耐火性能の高いケイカル板の軒天に交換されています。軒天は全体的に痛んでいたので全て同様のリフォームがされていました。

破風・矢切

塗装が禿げていた破風は直射日光の当たる家の正面部分はガルバリウム鋼板巻きにてリフォームし、それ以外の箇所はチョコレートカラーで塗装。黄ばんでいた矢切部分も真っ白になってまるで新築のようになりました。

火災保険の利用は自分でやろうとせず業者に相談を!

ビフォーアフターで紹介した以外にも基礎の補修や濡れ縁の補修、フェンスの塗装など細かいリフォームがされていましたが、施主様も持ち出し0円でこれだけ大規模なリフォームが完了してしまったため大変喜ばれていました。

みなさんも火災保険に加入されているのであれば、ぜひ火災保険の適用を検討してみてください。その際はご自分で適用されそうな箇所が見つからなくても問題ありません。しっかりとした知識と経験がある業者であればほとんどの確率でどこかしらの歪みやズレなどを見つけてくれるはずです。

火災保険の適用箇所は業者によっても様々でAというリフォーム会社で2箇所しか見つからなくてもB社で5箇所の適用箇所が見つかることがあります。専門業者や一括見積もりサイトなどを利用して複数の業者に現地調査に来てもらいましょう。

また、火災保険を使ってどのようなリフォームができるかどうかは一括見積もりサイトの最大手のホームプロにある事例のキーワード検索で「火災保険」と入力すると該当の事例が数十件は見ることができます。

ホームプロで特定の事例を探す方法は「ホームプロを使って効率よく事例を探す全手順まとめ」で詳しく紹介していますので参考にしてください。ホームプロであれば事例を確認した後はそのまま一括見積もりを取ることもできるので非常に便利です。

以上、火災保険を使ったリフォームのレビューでした!

このリフォームにおすすめの一括見積もりサイト

このリフォームの施工会社

株式会社ウェブ 建築設計事務所

〒270-0013
千葉県松戸市小金きよしヶ丘3丁目8番地の9
TEL:047-345-3295

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