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【危険!?】リフォーム会社に鍵を預けるのは有りか無しか

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リフォーム会社も決まって金額にも納得。工事の日程も決まってようやく着工!しかし、工事の日は仕事があって家を離れなければならない。そんなこともあることでしょう。

たとえ専業主婦で家にいれる時間が長かったとしても買い物に行ったりしなければなりません。しかし、リフォームしているのがキッチンやトイレなど家の中のリフォームですと職人さんなど工事関係者の方が家を出入りすることになります。

「親切な人たちだし大丈夫…だよね?」そう思って家の鍵を預けることを考えたりすることもあるとは思いますが、果たして本当にリフォーム会社に工事の鍵を預けてしまっても大丈夫なのでしょうか?

鍵は職人さんではなく現場監督に預ける

リフォーム工事では工事を行うのは職人さんですが職人さんはあくまでも自分の担当している箇所の工事を行うのが仕事です。自分の担当している工事が終われば後片付けをして帰ってしまったり次の現場へと向かうなど頻繁に入れ替わることもあります。

大規模なリフォームになると大工から塗装、設備、内装とそれぞれ専門の職人が出入りします。数週間に及ぼリフォームでもほんの数日しか来ない人もいます。

そのため、家の鍵を預けるのは入れ替わりのある職人ではなく、現場監督に預けるようにしましょう。現場監督であればそのリフォーム工事を全うするまではほとんど担当が変わることはありませんし、工事を行う職人の手配をしているのも現場監督ですのでどんな職人がどこを担当しているかも把握しています。また、万が一その現場で何かあった時に責任を取るのも現場監督の役目です。

貴重品は絶対に見えるところに置かない

職人さんなど工事に関わる方達も人間です。元々そのつもりがなくて家に入ったとしても目の前に金目のものがあって誰も見ていないとなれば魔が差してしまうこともあるかもしれません。

そうならないためにもリフォーム工事中に職人さんなど工事関係者が出入りする箇所や目につく場所には絶対に貴重品や金目のものを置かないようにしてください。

現金はもちろんですがジュエリーや時計、高級電子機器やタブレット、ブランド品などは鍵付きの棚の中や外出の際に一緒に持って出ると良いでしょう。

また、工事の際は大きいものを運んだり振動があったりしますので割れ物もなども置かないようにしましょう。

やはり鍵を預けないことが最も安全

ここまででリフォーム会社に鍵を預ける方法を紹介してきましたが、やはり基本的には「どうしても」という場面ではない限りは鍵は預けない方が安全です。理由は鍵を預けて留守中に工事をお願いするというのは工事に関わった方による盗難の問題以外にも下記のリスクが伴うからです。

  1. リフォーム会社が鍵を紛失するリスク。
  2. 施主の身内を装った空き巣のリスク。

これ以外にも例えば鍵を受け取ったリフォーム会社の担当が知らず知らずのうちに合鍵を作っていてリフォーム工事が終わった後に空き巣に入るということもできてしまいます。

空き巣に入ったというところまでは聞いたことはありませんが合鍵を作っていたというのは実際にあった話ですし、受け取った鍵を玄関の見えないところに隠していたという事例も実際にありました。

多くのリフォーム会社は鍵を預けても何事もなく工事を終えることができることでしょう。ただし、リフォーム会社に鍵を預けると少なからずこれらのリスクを負うことになるというのも理解しておく必要があります。

リフォーム会社に鍵を預けるのが心配な方は工事の日程に合わせて自分の日程を調整して現場に立ち会ったり、工事完了後に玄関の鍵を交換しておくと安心です。

まとめ

家の中のリフォーム工事の場合、設備交換のようなリフォームではなく少し規模の大きいリフォームになると大工さんをはじめ水道、電気、設備、クロス張りなどそれぞれの担当の職人さんが何人も出入りすることになります。

工事を担当する現場監督も複数の現場を担当していることが多いためずっと同じ現場を見ていられるわけではありません。時には職人さんだけになってしまうこともあるかもしれません。

はじめて工事する際はそれぞれの職人さんがどこの誰かわかるように配慮してくれるリフォーム会社が親切ですがそこまで気が利く会社ばかりではありません。

最終的には自分の家を守るのは自分自身です。工事が始まる前にはその日工事を行う箇所や職人さんの人数などを現場監督に確認しておくようにしましょう。

また、もし家の鍵を預けるのであれば預ける相手は職人さんなどではなく必ず現場監督に預けるようにし、貴重品は見えるところや手の届くところには置かないようにしましょう。もし、移動できないものであれば上から布などをかけて目に触れないようにしておくくらいのことはやっておきましょう。

「そのつもりは無かったのについやってしまった…。」そうならないようにも、ある程度こちら側が気を付けられるところは気を付けておくと良いでしょう。

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