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TOTOのユニットバス「WHシリーズ」にリフォームした感想と評価

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今回は古くなった浴室をTOTOの最新のユニットバスWHシリーズにリフォームする予定のお家に取材に行かせてもらいました。

TOTOのユニットバスに変えたいけど費用や工期がどの程度掛かるのか知りたい。ぶっちゃけTOTOのユニットバスってどうなの?って方には参考になるかと思います。

このリフォームにおすすめの一括見積もりサイト

ホームプロ https://www.homepro.jp/
リショップナビ https://rehome-navi.com/ 

TOTOのWHシリーズのリフォームにかかった費用

Before

After

今回の施主様は一括見積もりのリショップナビを使って複数のリフォーム会社から相見積もりを取ったそうです。リショップナビはホームプロやリノコと同様に人気のリフォームの一括見積もりサイトですが、その甲斐もあってか施行価格はジャスト45万円!

これが安いのか高いのかなかなか分からない方も多いと思いますが、数多くのリフォーム現場を取材してきた管理人なら分かります。正直に言ってかなり安いです。

一般的には浴室リフォームは100万円からと言われているがそうでもない

「浴室のリフォームは100万円から」という言葉を耳にした方も多いかと思いますが、最近では100万円以下でできてしまうことも多くなりました。もちろん、ハイグレードなモデルを選んだり贅沢なオプションを付けてしまう場合は別ですが、一括見積もりサイトなどを利用して適正価格で工事できれば100万円どころか80万円以下で工事できる場合がほとんどです。

これはリフォームの一括見積もりサイト大手の株式会社ホームプロが提供しているデータで、実際にマンションの浴室をリフォームしたお客様の価格分布を表したデータです。

ご覧のように一番多いのが80〜100万円、2番目に多いのでも60〜80万円。全体からみると49%とおよそ半数が60〜100万であることがわかります。

実際、ホームプロのサイトで確認しても60〜100万円が中心価格帯とされています。

ただし、これらのデータは全員一括見積もり「ホームプロ」を利用した方のデータですので、一括見積もりサイトを利用していない方や訪問販売に騙された方、一社だけに見積もりを取った場合などはデータに含まれません。これらの方をデータに含めると一般的に言われている通り、浴室リフォームが100万円からになってしまう確率が高まります。

ともあれ、今回の施主様のリフォームは浴室のリフォームの中でも中心価格を下回っており、特に安いことがわかりますね。ちなみにいうと後述していますがTOTOのWHシリーズの定価は50万円です。当然、この価格は施工費などは含まれていない本体のみの価格が50万円ですので、今回のリフォームの総額は施工費を入れてもWHシリーズの定価よりも安いということになります。

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TOTOのWHシリーズの特徴と位置付け

まずはTOTOのWHシリーズとはどのようなものなのか?特徴などについて説明します。

TOTOのユニットバスはまず大きく分けて戸建て住宅向けとマンション向けの2つに分類され、その中でさらにグレード分けされています。今回はマンションのリフォームですので戸建て住宅の分類は省略しますが、マンション向けでは下記の表にある5つのグレードに分類されます。

モデル名 仕様

シンラ

130万円〜

  • ファーストクラス浴槽
  • 楽湯(肩楽湯/腰楽湯)(Cタイプオプション)
  • 床ワイパー洗浄(きれい除菌水)(D、Cタイプオプション)
  • 調光調色システム(D、Cタイプ除く)
  • 魔法びん浴槽
  • お掃除ラクラクほっカラリ床
  • お掃除ラクラク排水口(抗菌・防カビ仕様)
  • お掃除ラクラクカウンター
  • お掃除ラクラク鏡

WGシリーズ

114万円〜

  • お掃除ラクラクほっカラリ床
  • エアインシャワー
  • 魔法びん浴槽+ラクかるふろふた
  • お掃除ラクラク 鏡(Nタイプ除く)
  • ひろがる
  • お掃除ラクラク排水口(抗菌・防カビ仕様)

WBシリーズ

95万円〜

  • カラリ床魔法びん浴槽+ラクかるふろふた
  • お掃除ラクラク鏡(Nタイプ除く)
  • もっとひろがる

WTシリーズ

85万円〜

  • カラリ床
  • 魔法びん浴槽+ラクかるふろふた
  • ひろがる

WHシリーズ

50万円〜

  • カラリ床

TOTOのマンション用ユニットバスは上の表の6種類が用意されています。WHシリーズはその中でも一番リーズナブルなタイプになります。

当然、備え付けられている機能は必要最低限のものしか付いていません。というより、表の上の方にあるモデルが豪華すぎるのでWBシリーズ以下がかなりお粗末に感じますが一昔前の一般的な家庭のほとんどはWBシリーズ以下の性能だと思います。

一番上の「シンラ」に関しては「家にこんなのついてたら笑われるよ…w」というほど。もはや温泉施設にしか見えません。

WHシリーズは「シンラ」などと比べると遥かに劣りますし、位置ずけ的にも一番下です。しかし、最低限の設備は付いていますし、価格もかなりリーズナブルなのでWHシリーズを選ばれる方も多いと思います。実際、管理人も浴室をリフォームするとしたらWTかWHシリーズのどちらかを選ぶと思います。

WHシリーズのTタイプとSタイプの違いとどちらが良いか

価格もリーズナブルで人気のあるWHシリーズですが実はWHシリーズの中でもTタイプとSタイプの2種類があります。それぞれどのような違いがあるのか見ていきましょう。

Tタイプ

Sタイプ

 
  Tタイプ Sタイプ
水栓 サーモスタット 2ハンドル
カウンター アクセントカウンター なし
角形ミラー(W303×H455) なし
収納棚 2段 なし
価格 435000円〜497000円 398000円〜460000円

TタイプとSタイプの違いは上の表の通りです。どちらが良いかは人によって違いますので一概には言えませんが、管理人はたぶんTタイプを選びます。

理由はいくつかあるのですが管理人は毎日お風呂場の鏡を見ながら髭を剃りますので浴室に鏡が無いのは厳しいです。それと水栓がサーモスタットであることも大きいですね。

2ハンドルタイプですと使うたびにお湯の温度を調整する必要がありますが、サーモスタットであれば一度温度調整をするだけで以後ワンタッチで同じ温度のお湯が出せます。

浴室は毎日使う場所ですし、癒しの時間でもありますので出来るだけ無駄なストレスを感じたくはありません。人それぞれ意見が分かれるとは思いますが管理人的にはTタイプがおすすめだと思います。

ちなみに表の中のそれぞれの機能は付けたり外したりすることができます。Sタイプでも水栓だけサーモスタットに変えることもできますし、Tタイプから収納棚だけ外すこともできます。

当然ですが機能を付ければ費用は上がりますし、逆に外せばその分だけ値段は下がります。Tタイプ、Sタイプはあくまでもカタログに載っているセットのようなものであってご自分の好みで組み替えられます。

周辺パネルやアクセントパネルでおしゃれに

WHシリーズはTOTOのユニットバスの中で最もシンプルで低価格なモデルですが意外とオプションは豊富です。その一つにパネルカラーが挙げられます。

ユニットバスは4面の周辺パネルと床、天井の6つのパネルで構成されていますが、WHシリーズは天井と床の色こそ選べませんが、残り4面のパネルを自分の好みのパネルに変更することができます。

4面同色プラン

周辺パネルは4面全てのパネルを交換するもので全9種類から選べます。価格は4〜8万円とそこそこの費用が必要です。

アクセントプラン

アクセントプランは一番奥のパネルだけを交換するもので全13種類から選べます。画像のプリエピンクもそうですが4面同色プランには無い色もあります。

価格は0〜8万円です。無料で交換できるものがあるのはありがたいですね!

リフォーム前の浴室

さて、ここまでの説明でTOTOのWHシリーズについてお分りいただけたかと思いますが、ここからは実際にWHシリーズが施行される様子をリフォーム前の状態からお伝えします。

こちらが浴室の入り口です。照明のスイッチはどこですか?と聞きたくなる暗さですが、実は電気はすでについている状態です。汗

浴槽です。水栓の形などから判断するに結構古そうですね。浴槽の色のくすみや汚れもそれなりといった具合です。

浴室自体あまり広くないのですが、浴室の大きさに合わせて浴槽自体も結構小さめです。体育座りは余裕を持ってできそうですが足の短い管理人でも足は伸ばせなさそうなサイズ感です。

2人のお子さんがいらっしゃるので壁にはピーターパン?のシールが残されています。

シャワーヘッドの横に鏡があるのですが見たことないほど小さいです。管理人は顔が大きいのでこのサイズの鏡では確実に映りきらないでしょう。笑

通常のお風呂には棚などの収納ペースが何段かついているものですが、このお風呂では水栓の下のみのようです。

そして何よりも驚いたのがこのドア!画像でもほんの少し空いているがわかると思いますが、実はいくら閉めても閉まらないんです。

どうゆうことかというと取っ手の部分が丸ごとない!笑

しかも、サビサビになった中身が見えている状態です。

裏側も取っ手がないのは同様ですが、なぜかアルミホイルが巻いてあります。隙間風でも入ってきてしまうのでしょうか?

床は昔よく見たタイプのもので見た目通りツルツルしていて、水はけも悪そうです。

ドアの付け根の部分はヒビが入っていて錆が滲んでいます。恐らく中に水が入って錆びてしまっているのでしょう。

浴槽の脇の壁は水ぶくれのようになっています。何が起こっているのか見当もつきません。

冒頭で浴室が暗いとお伝えしていましたが、暗さの原因はコレだったんですねー!施主様によると電球カバーがひび割れてしまっていたためテープを巻いたそうです。

ユニットバスのリフォームがスタート

リフォームが始まりました。浴室が丸々無くなり別の部屋のようになりました。

ここが浴室だったなんて信じられないですよね。w

工事2日目になりました。この日はユニットバスの組み立てです。

マンションの廊下にはユニットバスの材料が並んでいます。廊下には傷が付かないようシートが敷かれていますね。

浴室に行ってみると、すでにほぼほぼ完成しているではありませんか!?早過ぎます!笑

途中経過も撮りたかったのに残念です!

中を覗くと電気などが通っていないため照明は点きませんがほぼ完成していることがわかります。

早く完成した姿を見てみたいですね!

TOTOのユニットバスWHシリーズが完成!

翌日改めて現場に行くとすでに職人さんの姿はなく無事に工事は終了していました。それでは早速、完成したばかりのTOTOのユニットバスWHシリーズを見ていきましょう。

シンプルですが落ち着いた色で綺麗ですね!画像だと少し暗く見えますが実際はもう少し明るいです。

シャワーのヘッドも換気扇も新品です。新しくなった浴室からは新築のような香りがします。この匂い、結構好きなんですよねー。笑

床は「カラリ床」になっています。下記のCMは「ほっカラリ床」のものですがお馴染みですね。

「ほっカラリ床」は「やわらかい」「ひやっとしない」「乾きやすい」の3つの特徴を備えたTOTOのオリジナル商品です。

ただ、残念ながら今回のリフォームで使われたWHシリーズの床は「ほっカラリ床」ではなく「カラリ床」なんです。

「ほっカラリ床」と「カラリ床」の違いは下記の記事を参考にしてください。

【徹底検証】カラリ床とほっカラリ床の違いを比較!どっちがいい?

こちらが「カラリ床」の表面アップです。歪な模様ですが様々な方向を向いた溝があることで濡れた浴室でも足を滑らせにくくなっています。

リフォーム前後を比較

リフォームのビフォーとアフターを部分別に見比べてみましょう。

ドアは開き戸から折れ戸になって省スペース

まずは入り口の外の様子。開き戸から折れ戸へと開閉方式が大きく変わりました。折れ戸は開き戸に比べて1/3程度のスペースしか使いませんので狭い場所などに最適です。ちなみに最近の浴室のほとんどが折れ戸です。

照明器具はLEDになって大幅節電

テープに包まれたヒビ割れていた照明器具で照らされていた浴室は寝る前の寝室のような暗さがありましたが、工事後は適度な明るさの照明になりました。しかも、TOTOのWHシリーズに使われている照明はLED照明です。消費電力は8.1wで一般的な浴室の電球が60wですので電気代は1/7と大幅な節電が可能です。

カラリ床になって安全で清潔

カラリ床は名前の通り乾きやすいが特徴の床です。表面の部分はほっカラリ床と同じFRPの単層でカラリパターンです。

カタログでは靴下でほっカラリ床の上に立っている写真が使われていますが同様のことをやってみたら普通に靴下が濡れました。汗

いくらカラリ床でも水を流した後は細かい隙間に水が残ります。あくまでも乾きやすいだけであって一瞬で水が無くなる訳ではないようです。

TOTOのユニットバスWHシリーズを実際に使った感想と評価を聞いてみた!

工事から数日経過してから実際に施主様にTOTOのWHシリーズは使ってみて、ぶっちゃけどうだったのか感想を聞いてみました。

前の浴室と比べて変化を感じた点

  • 浴室自体は少し小さくなった
  • 天井がそこそこ低くなった
  • 床が乾きやすくなった
  • 浴槽は若干長くなった
  • 照明が明るい
  • 出入りで邪魔にならない
  • ドアがちゃんと閉まる

この中でも特に興味深かったのが天井の高さについてです。一般的に浴室の天井が低くなった聞くとネガティブなイメージを持たれる方が多いかもしれませんが、施主様曰く天井の高さが低いのはメンテナンス性が大いに向上したと言っていました。

なぜかというと一番の理由が天井に手が届くということです。浴室の中でも床や壁は流したり拭いたりすることができますが、天井は正直メンテナンスしにくいですよね。しかし、今回の工事に使われたWHシリーズでは天井が手の届く高さになったことにより以前よりも掃除しやすくなりました。

WHシリーズのイマイチな点

良い点があれば悪い点があるのも当然のこと。TOTOの宣伝をするようなサイトではないので正直に書かせてもらいます。

  • カラリ床は思ったよりカラリとしない
  • 鏡は曇り止めがあるタイプにしておけば良かった

正直にと言ったものの2つしかありません。w

まずはカラリ床のカラリ具合についてですがやはり使用後にすぐに水が乾くようなことはないようです。実際、同様の問い合わせが多いためかTOTOの公式HPでも案内がされていますがしっかり換気をすれば翌朝までにはカラリと乾きますというように書かれています。

ともあれ、従来の床と比べれば乾きやすいが速攻で乾くようなものではないので過度の期待はしないほうが良いでしょう

続いて鏡に関してです。TOTOのWHシリーズの鏡は決して大きなサイズではありませんが、以前の浴室と比べると数倍の大きさになり施主様も非常に喜ばれていました。

しかし、いざ使ってみると風呂やらシャワーの湯気で鏡が完全に曇ってしまい使い物にならないのだそうです。笑

せっかく鏡が大きくなったのに使えないのでは大きくても小さくても変わりませんよね。

ちなみにTOTOではオプションで「ヒーター付き鏡」という曇りにくい鏡がありますので鏡の曇りを抑えたいという方は選択してもよいかもしれませんね。

 

鏡のオプションはその他にも簡単なお手入れで水垢を落とせる「お掃除ラクラク鏡」というものも用意されています。

管理人宅の風呂の鏡もすでに使い物にならないほど水垢がこべりついていますので「お掃除ラクラク鏡」の効果がどれほど持続するのかはわかりませんが、効果がそれなりに続くのであればかなり良いオプションだと思います。

まとめ

TOTOのユニットバスWHシリーズについて長々と書きましたが、いかがでしたでしょう?

今回のWHシリーズはTOTOのユニットバスの中では最もシンプルで低価格なモデルです。機能は決して豪華ではありませんが、かといって非常に不便な思いをするようなパッケージでもありません。

今回取材させていただいた施主様も非常に満足されていましたし、WHシリーズは「機能は必要最低限でいいからコストを抑えたい」という方に向いていると感じました。

TOTOでは今回紹介したWHシリーズ以外にも多くの種類がありますのでご自分の予算と相談しながら選んでみてください。

当たり前の話しですが、せっかく低価格なユニットバスを選んだのに施行費用が高かったら元も子もありません。施行するリフォーム業者は一括見積もりなどを利用して複数業者から相見積もりを取ってくださいね。

以上、TOTOのWHシリーズにリフォームした感想と評価でした!

このリフォームにおすすめの一括見積もりサイト

このリフォームの施工会社

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